水中ドローンというものはご存知でしょうか?
ドローンといえば、空中のドローンをイメージするかもしれませんが、
まさにその水中版の水中ドローンが今注目されています。
水中ドローンは水中の映像を安定して自在に撮ることができるため、
マリンレジャーや水産事業の分野で今後需要が伸びていくでしょう。
しかし、そんな水中ドローンですが、水中を自由に撮影できるということですが、
どのような仕組みになっているのでしょうか?
ここでは水中ドローンの仕組みについて解説をしていきたいと思います。
水中ドローンの仕組みを徹底解説
水中ドローンですが、どうして海中を綺麗に撮影することができるのでしょうか?
ではその仕組みについて解説をしていきたいと思います。
水中ドローンですが、実は基本的な性能に完成ては空中ドローンに似ています。
複数のモーターを搭載してローターを立体的に回転をすることで、
空中ドローンと同様に水中ドローンでも上下左右へと立体的に移動をすることができます。
これらのモータを独立して動かすことで、水中での水平移動や、
その場での旋回など、様々な撮影をすることができます。
また機体を安定することができて、ブレの少ない鮮明な映像を撮ることができます。
実は水中ドローンについては空中のドローンより歴史は古く、
10年以上前から海中リモコンカメラとして使われていました。
しかし、その頃はドローンの技術もなく、カメラも性能もいまいちだったことから、
広く普及はしていませんでした。
しかし、空中ドローンの技術の確立や、4k高画質、など技術が進んだことにより、
海中リモコンカメラは水中ドローンとして扱われるようになりました。
複数のモーターとローターを使用して立体的に操作が可能な他、
ソナーが搭載されているものもあり、魚群や海底の地形把握をすることもできます。
その他赤外線で障害物を自動に避けたりすることもできます。
空中のドローンの場合は、空は航空領域に該当するので、
むやみの飛ばすことが出来ず、ドローンを飛ばすには許可が必要な場所が多いです。
しかし水中ドローンの場合は、そこまで決まりがないため、
気軽に水中を探索することができます。
カメラや通信の進歩によって、ライブ配信をすることができたり、
VRに繋げてVRダイビングなんてことも可能です。
また、海底探索や水産事業の設備点検にも役立てることができるので、
海産資源が多い日本では空中ドローンよりも用途の幅が広いと思われます。
空中ドローンの場合は無線で動かしていますが、
水中ドローンの場合は有線で動かすことが多いです。
これは海中だとどうしても電波が届かないためです。
ですがある意味その分空中ドローンと違って混線の心配もないのが安心ですね。
有線でも深度としては100m近く潜れる水中ドローンが多いですし、
普通にレジャーで使う分にはまず問題はないでしょう。
水中ドローンによって備わっている機能は違います。
様々な機能がついているハイクラスの水中ドローンになると20万円以上はしますが、
必要最低限の撮影のみで良いのなら5万円前後でも水中ドローンは買うことができます。
用途によって水中ドローンも様々ですので、
自分にぴったりの水中ドローンが見つかるでしょう。
もし興味があるのなら水中ドローンの購入をぜひ検討してみてくださいね。
水中ドローンに免許って必要なの?
最近はドローンスクールの開校が相次いでいますよね。
そんなドローンですが、操縦するには免許は必要なのでしょうか?
結論から言うと、空中でも水中でもドローンを操作するのに免許は必要ありません。
ではどうしてドローンスクールがあるのでしょうか?
多くのドローンスクールでは、ドローンの操縦や知識などを認めた
民間のライセンスを発行しています。
この民間ライセンスは自分の技能を証明するものですので、
これがなければドローンを操縦できないというものではありません。
ですが、仕事でドローンを使う場合やドローンを使う会社に就職をする場合には、
あると役には立つでしょう。
ただ上記のように空中ドローンは飛ばすのに許可が必要な場所が多いです。
水中ドローンは空中ドローンとは違い、水中でしたら気軽に撮影することができます。
また空中ドローンと違って墜落の心配もないので、初心者でも操縦はしやすいでしょう。
なので、水中ドローンの資格もあるにはあるのですが、
趣味で使う分にはそこまで必須ではないのかなと筆者は思います。
ただ今後水中ドローンの需要が増えていくと、
水中ドローンの資格も需要が高まるかもしれません。
趣味としてもですし、仕事として水中ドローンを身につけるのは良いかもしれませんね。
水中ドローンの仕組みはどうなってる?のまとめ
水中ドローンの仕組みについてはおわかりいただけたでしょうか?
水中ドローンは仕組みとしては空中のドローンと似ています。
複数のモーターで機体を安定させて、立体的に操作をすることができます。
他にもソナーや赤外線など、水中ならでは機能がついており、
マリンレジャーから水産事業にまで幅広い用途で使われています。
今後も水中ドローンの需要はさらに高まっていくでしょう。
ですので、自分の技術として水中ドローンを身につけるのもありかもしれませんね。