石油ファンヒーターとガスファンヒーターのコスト比較

石油ファンヒーターとガスファンヒーターのコスト比較

暖房器具は様々なものがありますが、その中でよく使われるのが石油ファンヒーターとガスファンヒーターですよね。
しかし、石油ファンヒーターとガスファンヒーターではコストはどう違うのでしょうか?
ここでは石油ファンヒーターとガスファンヒーターのコスト比較をして行きたいと思います!

石油ファンヒーターとガスファンヒーターのコスト比較!どっちがお得?

石油ファンヒーターとガスファンヒーターのコスト比較

石油ファンヒーターは灯油を燃やしてその熱をファンを使って排出し、
部屋を暖めてくれる暖房器具です。

ガスファンヒーターはガスを使って暖気を作り、
そちらをファンを使って排出します。

この二つは暖房器具としては一般的ですが、どっちがお得なのでしょうか?

結論から言えば、はっきりとは言えばませんが、石油ファンヒーターのお得と考えられます。

では石油ファンヒーターとガスファンヒーターのコストについて解説をしていきます。

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ガスファンヒーターの大きなメリットとしては、
起動が早く、すぐに温まるというのがあります。

また灯油を使わないので、灯油を入れる手間もかからず、匂いもしないのが利点になります。

だいたい木造8畳、コンクリートで10畳ほどに対応できる、
小型のガスファンヒーターで考えてみましょう。

ガス代に関しては変動をしたり、会社によって違うのですが、
都市ガスであると、だいたい1時間15円程度だと思います。

それを1日8時間使ったとすると、1日120円ですね。

それを30日間だとすると、1ヶ月3600円ほどのガス代がかかります。

それに加えて電気代がかかるのですが、ガスファンヒーターの場合、
電気代は微々たるものとなっています。

ですので合算してだいたい1ヶ月の料金としては4000円前後だと考えられるでしょう。

しかし、これは都市ガス+小型のガスファンヒーターの場合です。

プロパンガスの場合は、ガス代は平均1.5倍から2倍近く上がります。

また大型のガスファンヒーターになるとその分料金も高くなります。

なので、大型でプロパンガスの場合、ガスファンヒーターのランニングコストだけで、
月に1万円近くなることもあります。

暖房器具で1ヶ月1万円はちょっとキツいですね…

もちろんこちらは最大これぐらいになるという予想ですので、
これより安くなることもありますが、気をつけるようにしましょう。

続いて、石油ファンヒーターの場合です。

石油ファンヒーターの場合は灯油を燃やして温める暖房器具です。

ですので主に使われるのは灯油代と電気代です。

石油ファンヒーターの場合は匂いがしたら着火まで時間がかかるなどのデメリットもあります。

その分、安全性が高かったり、乾燥しにくいというメリットもあります。

では、石油ファンヒーターの場合のコストを計算します。

灯油代ですが、灯油代は原油価格に左右されるので、一定ではありません。

ですが、同じく木造8畳、コンクリート10畳ほどの一人暮らしの場合、
小型の石油ファンヒーターで考えてみます。

灯油代は一概には言えませんが、だいたい1時間で13円程度のことが多いです。

それを8時間使ったとすると、114円。

それを30日間使ったとすると、1ヶ月3420円ほどです。

そしてそれに電気代を加わるのですが、石油ファンヒーターの電気代も基本は微々たるものです。

ですのでだいたいのランニングコストとしては月に3800円前後になります。

ガスファンヒーターと比べると微妙に石油ファンヒーターの方が安いという感じですね。

しかし、石油ファンヒーターの場合はプロパンガスのように
大きく値段が変わるということはありません。

ですので部屋が大きくなって大型の石油ファンヒーターを使うとしても、
灯油代とそれないの電気代が増えるだけですので、
1ヶ月で考えるとかかっても6000円前後くらいかなぁと考えられます。

ですので、総合的に判断をしてもやはり石油ファンヒーターの方が
コスト面では安いと考えられます。

石油ファンヒーターやガスファンヒーターの効率の良い使い方でコストを削減!

石油ファンヒーターとガスファンヒーターのコスト比較

石油ファンヒーターガスファンヒーターですが、
実は使い方次第でコストをさらに削減することができます。

では続いて石油ファンヒーターやガスファンヒーターのコスト削減の方法について
解説をしていきます。

・排出口に物を置かない

ファンヒーターは文字通り、ファンを使って暖気を送り出します。

ですので、ファンヒーター近辺に物をおいていると遮断されてしまい、
効率よく温まりません。

ですのでファンヒーターの近辺には物を置かないようにしましょう。

・エアコンと併用

最初はファンヒーターを使ってある程度温まったら、
ファンヒーターを使っているとコストがかかってしまいます。

ですのである程度温まったらエアコンなどの暖房器具にスイッチをすることで、
コストを抑えることができます。

どちらもすぐにできる方法ですので、試してみてくださいね。

石油ファンヒーターとガスファンヒーターのコスト比較のまとめ

石油ファンヒーターとガスファンヒーターのコスト比較については
おわかりいただけたでしょうか?

一概には言えませんが、基本的には石油ファンヒーターの方が、
コストは低いと考えられます。

またエアコンを併用したり、ファンヒーター周りを整理することで、
さらにコストの削減をすることができます。

ぜひ石油ファンヒーターやガスファンヒーターをうまく使って、
この冬を乗り切ってくださいね。

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