冷蔵庫省エネ基準達成率の計算式

冷蔵庫省エネ基準達成率の計算式ってどうなっているの?

生活に欠かせない家電と言えば冷蔵庫ですよね。

最近の冷蔵庫は機能だけでなく省エネにも力を入れており、
新しい冷蔵庫が欲しいとお考えの方も多いのではないでしょうか?

そんな冷蔵庫ですが省エネ基準達成率が表示されているのはお気づきでしょうか?
ここでは冷蔵庫の省エネ基準達成率の計算式や、
どのような意味があるのかについて解説をしていきます。

冷蔵庫省エネ基準達成率の計算式ってどうなっているの?

冷蔵庫省エネ基準達成率の計算式

家電量販店で冷蔵庫をみると、省エネ基準達成率が表示されてます。

これは実は表示が義務付けられており、2006年から家電量販店や小売店では、
家電製品の省エネ性能を提供する義務があります。

家電の場合、価格や性能に目がいきがちですが、
このような省エネ性能も家電を選ぶ際には重要です。

この省エネ性能には様々な意味があるのですが、
特に注目をしたいのが、省エネ基準達成率です。

この省エネ基準達成率とは各家電の省エネの度合いを数値化したものであり、
大変わかりやすいものとなっています。

では冷蔵庫省エネ基準達成率について詳しく解説をしていきます。

省エネ基準達成率は、
「省エネ基準値÷その製品のエネルギー消費効率×100」という計算式によって導かれています。

この省エネ基準値は書く家電の種類によって定められています。

基準が設定された時に販売された家電製品で、最も省エネのものを指標化したものです。

なので、家電のエネルギ消費率がその省エネ基準値よりも悪い場合は、
数値としては100%を切ってしまい、省エネではないということですね。

実際に販売されている家電製品を基準としていることによって、
メーカーや消費者の間でも省エネの意識を高めているのは良いことですね。

そして、この省エネ基準達成率に合わせてた段階評価を表示する必要があります。

これは、省エネ基準達成率が100%以上なら星5つ、86%以上100%未満なら星4つ、
72%以上86%未満なら星3つ、57%以上72%未満なら星2つ、57%未満なら星1つと、
評価を視覚的にわかりやすくしたものです。

消費者から見たら、単純に星が多いものほど省エネであり、
そのようなものを選んだ方が良いです。

そのほかにも年間消費量であったり、目安電気量の表示義務もありますので、
それらを参考にすると良いでしょう。

筆者の場合、エアコンを新調しようと思って家電屋さんに行った際に、
価格にばかり注目をしていました。

ちなみにエアコンにもこの省エネ基準達成率はもちろんあります。

そして、店員さんに相談をしたところ、価格は重要だけど、
省エネ基準などもしっかり見てランニングコストを抑えたものを買った方が、
長い目で見た時には安くなると教わりました。

確かに価格が安くても省エネに全く配備をされていないと、
その分ランニングコストがかかり、月々の電気代は高くなります。

だったら省エネ基準達成率が高いものを選んだ方が良いですよね。

冷蔵庫の消費電力は10年前のものより約半分になっています。

冷蔵庫が壊れた場合、修理して使うよりも新しいものを買った方がお得ということもあります。

ぜひその際には、価格だけでなく、省エネ性能にも注目して、
冷蔵庫に限らず家電を選ぶようにしてくださいね。

冷蔵庫の省エネな使い方のコツ!

冷蔵庫省エネ基準達成率の計算式

冷蔵庫ですが、省エネ性能が高いものを選ぶのも重要ですが、
普段の使い方一つで省エネに使うこともできます。

では続いて、冷蔵庫の省エネな使い方についても解説をしていきます!

冷蔵庫の省エネな使い方については以下の通りです。

・冷蔵室に詰め込みすぎない

冷蔵室にものを詰め込みすぎるだけで冷気の循環の効率が悪くなり、
電気代も高くなってしまいます。

ですので大型の冷蔵庫だからと言って食品を詰め込みすぎないようにしたり、
冷気の吹き出し口近辺には食品を置かないようにしましょう。

また冷蔵庫で冷やそうと熱を持ったものを入れると、
冷蔵室では冷やそうとするためよりエネルギーを使うようになります。

ですので、冷蔵室に暖かい食品を入れたい場合は、冷ましてから入れるようにしましょう。

・冷凍室はきっちり入れる

逆に冷凍室の場合は冷凍された食品が保冷剤の役割も果たします。

ですので隙間を空けずにきっちり入れることによって省エネ効果が高くなります。

また温度変化をスムーズにするため、
金属トレイの上に乗せて冷凍をするというのも方法の一つです。

冷凍室をうまく活用すれば食品を美味しく長期間保存も可能です。

・扉の開け閉めは最低限

冷蔵庫の扉はついつい空けてしまいがちですが、その分冷気も逃げてしまいます。

ですので冷気を逃さないためにも冷蔵庫の扉の開け閉めは最低限にしましょう。

冷蔵庫の扉に何がどこに入っているのかを書いたメモを貼っておいたり、
冷蔵室にビニールののれんを付けておくなどしたら冷気を閉じ込めておくことも可能です。

ぜひ自分でできる冷蔵庫の省エネも実践してくださいね。

冷蔵庫省エネ基準達成率の計算式のまとめ

冷蔵庫の省エネ基準達成率の計算式のまとめについてはお分かりになられたでしょうか?

冷蔵庫の省エネ基準達成率の計算式は、
「省エネ基準値÷その製品のエネルギー消費効率×100」で表され、
ランニングコストを抑える点でも重要です。

家電を買う際には値段だけでなく、省エネ基準達成率もチェックするようにしましょう。

そして自分でできる省エネも実践して、より環境に優しく、そしてお得に、
家電を使うようにしてくださいね。