業務用エアコンを使う場合はアンペアはいくつあればいい?

業務用エアコンを使う場合はアンペアはいくつあればいい?

今や生活に欠かせない家電といえばエアコンですよね。

家はもちろんですがオフィスにもエアコンは必需品であり、
新しいオフィスなどにエアコンを導入したいとお考えの方もいるかもしれません。

もし大きい家やオフィスで業務用エアコンを使う場合、
アンペアはどのくらいあるのが良いでしょうか?
ここでは業務用エアコンとアンペアについて解説をしていきたいと思います。

業務用エアコンを使う場合はアンペアはいくつあればいい?

業務用エアコンを使う場合はアンペアはいくつあればいい?

業務用エアコンですが、使う場合にはアンペアはいくつあればいいのでしょうか?

結論から言えば、電圧によります。

まず業務用エアコンの場合は、当然ながら家庭用のエアコンよりも消費電力は高くなります。

家庭用のエアコンであれば、世帯人数にもよりますが、30Aから50Aほどあれば十分です。

多くの電力会社が最大60Aほどまでですので、多くでも60Aまでとなります。

このように多めのアンペア設定をしていればまず家庭用のエアコンならば問題はありません。

しかし、業務用エアコンとなるとそれ以上のアンペアが必要になることも多いです。

ここで注意をして欲しいのが家庭用の場合、契約電圧は100Vのことが多いです。

電圧は電気を流す元となるようなものであり、一般家庭であれば100Vであれば十分です。

そして家庭用のエアコンの場合、この100Vを目安にして作られています。

ただ業務用エアコンとなると、電圧も高いものを想定しています。

もし、供給電圧が100Vの場合、アンペアとしては60A以上必要となって、
別途工事や契約が必要となります。

ですがこれよりは業務用エアコンを使う場合には電圧自体をあげてしまった方が良いです。

この工事は単相3線式切り替え工事と言われ、街の電気屋さんでも依頼することができます。

またインターネットでも工事を請け負っている業者もありますね。

この単相3線式切り替え工事を行うことによって、電圧は200Vまで使用をすることができます。

それなると、電圧が倍になったことで、必要アンペアは半分にすることができます。

例えば100Vで60A必要だとしても、200Vだと30AでOKということになります。

このように単相3線式に切り替えることによって、
他の家電をたくさん使うことができるので、
大きな家やオフィスでは電圧は単相3線式200Vで供給されていることが多いです。

この単相3線式200Vであれば50Aもあれば、
十分アンペアとしてはブレーカーが落ちずに使えるでしょう。

そして業務用エアコンも200Vで動くもので作られているものが多いので、
使用をすることができます。

この単相3線式切り替え工事ですが、工事内容にもよりますが、
工事費としては8万円から10万円ほどになります。

業務用エアコンの他にもオフィスでパソコンなどをたくさん使う、
二世帯住宅でエアコンがたくさんある場合にも、単相3線式にするメリットは大きいです。

見積もりや相談も業者にはできるはずですので、ぜひ一度検討してみてくださいね。

業務用エアコンのおすすめメーカーを紹介!

業務用エアコンを使う場合はアンペアはいくつあればいい?

ではそんな業務用エアコンですが、もし取り付けるのならどのメーカーが良いのでしょうか?

もちろん人によって重視するポイントは違います。

ですが、特にこだわりがない場合はズバリおすすめすのはダイキンです。

ダイキンは一般的な家庭用エアコンではそこまで有名ではないかもしれません。

しかし、業務用エアコンでは世界トップのシェアを誇る、日本のメーカーです。

世界の業務用エアコンでシェア4割を誇るメーカーですので、
ぶっちゃけ迷ったらダイキンで問題はないでしょう。

ダイキンの業務用エアコンは故障が少なく、品質も高いです。

そして、7年間は何度でも無償で修理対応をしてくれるなどの、
アフターサービスも充実しています。

そんなダイキンの業務用エアコンですがオススメとしては以下の機種です。

・ハウジングエアコン S50RGV-WF

オフィスでも使っている人が多い、天井埋め込み型のエアコンです。

パネルタイプであり、すっきりとしたエアコンですね。

モーターが複数あることにより2方向での送風が可能となっており、
広い部屋でも全体に風を行き渡らせることができます。

・ハウジングエアコン  S56RCV-BC40J-WF

こちらは天井埋め込み型に加えて、消費電力の上限を設定することができます。

それによって、その中で最大限に効率の良い稼働をしてくれるので、
省エネ効果が高いエアコンとなっています。

他にも上位機種には自動加湿機能も備わっているなど、多機能で便利なエアコンですね。

・エアコン 63WTCXP-W

こちらはノーマルタイプのエアコンとなってます。

自動お掃除機能の他にも、スマホでの遠隔操作など、便利な機能満載の業務用エアコンです。

このようにダイキンからは使いやすい業務用エアコンがたくさん出ているので、
ぜひチェックしてみてくださいね。

業務用エアコンを使う場合はアンペアはいくつあればいい?のまとめ

業務用エアコンですが、使う場合のアンペアは電圧によります。

100Vのみでしたら60A以上必要になりますが、
単相3線の200Vが来ていたら40Aから50Aもあれば十分でしょう。

業務用エアコンですが、オススメのメーカーとしてはダイキンです。

ですが、ダイキンに限らず様々なメーカーから業務用エアコンは出ていますので、
自分の好きなエアコンを、適切なアンペアで使うようにしてくださいね。