エアコンを消したあとに臭いがする 運転中は臭わない 原因と対策

エアコンを消したあとに臭いがする 運転中は臭わない 原因と対策を紹介します

エアコンですが、今や欠かせない家電ですよね。

特に夏にはエアコンを使わないと熱中症のリスクが高まるので、
しっかりと自分で使うようにしましょう。

そんなエアコンですが、何だか臭いがするという経験がある人も多いでしょう。
特にエアコンを消したあとに臭いがする場合ですが、これはどうしてでしょうか?
ここではエアコンを消した後の臭いについて原因と対策を紹介していきます。

エアコンを消したあとに臭いがする 運転中は臭わない 原因と対策を紹介します

エアコンを消したあとに臭いがする 運転中は臭わない 原因と対策

まずエアコンを消した後ですが、臭いがするということは実際にあるのでしょうか?

結論から言えば、そのようなことはあります。

エアコンの運転中は臭いは意識をしなかったのに、
消した後に何だか臭いと感じることは実際にあります。

ではその原因と対策について解説をしていきます。

エアコンの運転を消した後ですが、実はその後にもエアコンは動いています。

これがエアコンを消した後に臭いがする原因になることが多いです。

エアコンを消した後に動いている場合ですが、それは内部クリーン運転が行われています。

これはエアコン内部を加熱することで水分を蒸発させます。

それによって水分によって付いてしまった内部の汚れを取り除きます。

加熱をしたらエアコンの排出口からは温風が出てきます。

エアコンを使っていて消したのに、何だか温風が出てきたという経験はないでしょうか?

それはこの内部クリーン運転がされているのですね。

この内部クリーン運転を行わないと、エアコン内部に汚れや水滴が溜まってしまいます。

それらがカビの原因となり、さらなる臭いやアレルギーの原因にもなりますので、
注意をしましょう。

この内部クリーン運転は基本的には自動で設定をされており、
必要に応じて、エアコンが自動で作動してくれます。

ただ内部クリーン運転を行なっている場合は、夏なのに部屋に温風が排出されます。

温度が上がって暑いということも多いので、
その場合はリモコンを使って内部クリーン運転を止めることもできます。

このように内部クリーン運転ですが、便利な機能である反面、
すでにエアコン内部に付いている汚れに関しては取ることが出来ません。

そしてこのような内部クリーン運転をしていても、
エアコンにはどうしても汚れが溜まってしまいます。

なので内部クリーン運転時に排出される温風に乗って、エアコン内部の臭いを感じることがあります。

また内部クリーン運転時にはエアコン内部に溜まった湿気も含めた風が出ているので、
湿気が混じった特有の臭いがするようになっています。

言うならば洗濯物の部屋干しの臭いですね。

ではそんなエアコンを消した後の臭いですが、どのように対策をすればいいのでしょうか?

対策法としてはやはり分解洗浄をするの良いです。

エアコンの内部クリーン運転ではどうしても汚れを取り切ることは出来ません。

その場合ですが、エアコンの分解洗浄をするのが一番確実です。

主な臭いの原因となるのはエアコンのフィンやファン、熱交換器です。

それらをきれいにするのには自分で分解するのは困難です。

エアコンの分解洗浄の場合は、業者に依頼をして掃除をしてもらった方が安全です。

お値段の相場としては大体2万円から3万円ほどになっています。

少々痛い出費ではありますが、エアコンの臭いを抑えるには一番確実な方法です。

もしエアコンの分解洗浄をする場合でしたら、
複数の業者から見積もりを取ってもらうのが良いですよ。

エアコンが臭わないようにする方法を解説!

エアコンを消したあとに臭いがする 運転中は臭わない 原因と対策

このように、エアコンを隅から隅まで洗浄をする場合は、
やはり業者に依頼をして分解洗浄をするのが良いでしょう。

ただ、エアコンは日頃からのメンテナンスが大事です。

エアコンをできるだけ臭わないようにするために、どのような方法があるのでしょうか?

解説していきます。

・フィルター掃除

エアコンですがフィルターは簡単に取り外しができるため、自分で掃除をすることが出来ます。

フィルターにゴミやホコリが溜まってしまうと、
臭いの原因になるだけでなく、電気代も無駄にかかってしまいます。

なので臭い防止や省エネのためにもエアコンを使うシーズン前には、
フィルター掃除をするようにしましょう。

・エアコン洗浄スプレー

フィルターの奥まで自分で洗浄をしたい場合にはエアコン洗浄スプレーもおすすめです。

こちらはスプレーを吹きかけるだけで、簡易的に内部にまで洗浄をすることが出来ます。

・お掃除機能を使う

最近のエアコンですが、フィルター掃除機能以外にも、
内部の熱交換器を掃除する機能も付いています。

これらの機能はエアコンの値段が少し高くなりますが、
洗浄料金を抑えることができ、ランニングコストを抑えることが出来ます。

このようにエアコンは日頃から気軽にできる洗浄方法があります。

しっかりとお掃除をして、エアコンを快適に使うようにしましょう。

エアコンを消したあとに臭いがする 運転中は臭わない 原因と対策を紹介しますのまとめ

エアコンですが、消したあとに臭いがする場合は、
内部クリーン運転による影響が考えられます。

内部クリーン運転によって、湿気の混じった温風が排出され、
それによって運転中には臭わなかった臭いがすることがあります。

この場合は内部洗浄をしっかり行うことが大切です。

また日頃からメンテナンスをすることで、
エアコン内部に汚れが溜まることを防ぐことが出来ます。

エアコンは大切に使って、しっかりと臭い対策をしてくださいね。