SNSの企業アカウントの限界 個人アカウントの力

企業のSNS公式アカウントは内容が固いものが多いです
制約やリスクを考えると仕方がないかもしれません
でも公式アカウントでもシャープのように、個性とユーモアがいっぱいのアカウントも、まれにあります
でもやはり公式アカウントの制約はあるようです

そんな中、個人のインスタグラムアカウントで1万フォロワーを超えると、会社から手当がもらえる会社があります。こんな取り組みを始めたのは、アパレルのパルグループHDです。

SNSの企業アカウントでの情報発信には限界がある

なぜこのような人事評価制度を取り入れたのか。

「ショップの個々人のモチベーションを上げるのが最大の目的。これからは個人の時代。SNSの企業アカウントでの情報発信には限界がある」

実際に、フォロワーが多い人では月数万円が加算されるという。

この会社ではこんな事例があるそうです。
インスタグラムで2.4万フォロワーを持つスタッフが、仙台から金沢に転勤になったとき、フォロワーが彼女に会うために転勤先の店に集まり、その店舗でトップレベルの売り上げを記録した

なぜパルHDは個人SNSにこだわるのか。

なぜパルHDは個人SNSにこだわるのか
それは企業主体のプロモーションの限界が見えたからだ。
企業アカウントからの投稿は、フォロワーからPRとみなされがちで、商品の購入行動に結び付きにくい。
一方、個人アカウントの場合、ファンとしてフォローしているため、その人が心から気に入って投稿していると感じる商品を購入するという行動が顕著になっている。という

ただし、あくまでも個人が運用するSNSであるため、企業アカウントによる情報発信と比べてリスクも伴う。それは承知のうえで運用している

同業他社も、「社員のSNSについて評価の対象にすることは検討中」と、人事制度への採用を模索しているようだ。

栃木SCのえとみほさん

サッカークラブにおいても、クラブの公式アカウントとは別に社員の個人アカウントで活躍している人もいます
栃木SCのえとみほさんは有名ですね。3.5万人のフォロワーをかかえています

えとみほさんほどの広範囲な影響力は無くてもいいですが、
クラブ社員が、一人ひとりSNSで濃いファンに支持されることが大切だと思います
ノジマステラはそんな社員がいます

サポーター個人が活躍する時代

サポーターとは言うまでもなく「クラブ・選手をサポートする人」です
SNS・ブログの時代になって、組織に属さなくても個々人で選手やクラブを応援できる時代になりました
サポーター個人が活躍する時代が来ていると思います

それは同時にサポーターの言動がクラブの評価を下げてしまうリスクもあることを意味します
選手は何も悪いことをしていないのにSNSでのサポーターの言動でファンを減らすこともあります

以上になります。それでは、ありがとうございました。