古い洗濯機は買い替えると節約になる

古い洗濯機は買い替えると節約になるって本当?

ほとんどの家電品にいえることですが、洗濯機も古い洗濯機を買い替えると電気代だけでなく水道代も節約できます。
なぜ、古い洗濯機は買い替えると節約になるのか、その理由をご紹介します。

省エネ性の洗濯機の開発で電力&水の節約ができる

古い洗濯機は買い替えると節約になる

洗濯機の開発がすすみ、年々省エネ性が高まっていますから、古い洗濯機は新しい洗濯機に買い替えたほうが節約につながってお得になります。

また、洗浄力も高くなって以前よりも洗う時間も脱水の時間短縮されて、家事の負担も軽くなります。

内閣府の消費動向調査の結果がありますが、洗濯機の平均買い替える年数は8年ほどで、買い替えの理由の71%が「故障」による買い替えです。

買い替えをした後には電気代が以前の洗濯機の半分以下ですむ場合もあることがわかっています。

★最新の洗濯機で省エネ機能として注目されている水量や運転時間の自動調節機能

自動調節機能は次のような働きをします。

・内蔵されたセンサーが働いて、洗濯物の量とか素材、汚れの程度などをセンサーが自動的に判断
して適切な水量や運転時間に調整します。

洗濯物の量や汚れが少ない時⇒水量を少なく運転時間を短縮
水分が抜けやすい素材の時⇒脱水時間を短縮

このように、内蔵されたセンサーの働きで無駄を省くことができるので、水道代も電気代も共に節約できますから、節約効果が大きいといえます。

★ヒートリサイクル乾燥などの、省エネ技術の開発で大幅に消費電力の削減が可能

・ヒートリサイクルと呼ばれる乾燥の仕方は、運転時の発生熱を回収して乾燥時の温風に再利用で
きる新技術で乾燥効率が上がるので、乾燥するときにかかる電気代が大幅に安くあがります。

最新式洗濯機で省エネプラス使い方の工夫で節約も可能で、使う頻度も多い洗濯機なので節約効果は大きなものがあります。

最新式の洗濯機は省エネ効果も高く作られていので、長く使っている洗濯機であれば買い替えたほうがおトクといえ、古い洗濯機を買い替えることで節約になるのは本当です。

水道代も電気代も節約できる洗濯機の選び方

古い洗濯機は買い替えると節約になる

洗濯機の電気代+水道代は年間8,600円といわれていますから 節約効果は大きいですよね。

なので、これから新しく洗濯機を買い替えるときは消費電力量と使用水量の2つを重視してください。

現在販売されている洗濯機は、大きく分けて次の3種類で特徴は次のとおりです。

・縦型洗濯機
もみ洗いで泥などの固形の汚れに強い

・ドラム型洗濯機
ドラム型洗濯機は、今まで販売されている縦型洗濯機と比べて節水&省エネ効果に優れた型式の
ものが販売されている

・2層式洗濯機
現在販売されている全自動洗濯機は、過去のものと違って節水節電機能などが開発されている
ため、節電効果も節水効果も高くなっています。

そのため、現在は2層式洗濯機の方が、全自動よりも節水や節電効果が劣ります。

★具体的にどんな洗濯機がより省エネになるのかそれぞれの特徴と、節水・節電効果の高い順は次のとおりです。

節水・節電効果1番:縦型洗濯機
この型の洗濯機はもみ洗いなので泥などの固形の汚れに強い

節水・節電効果2番:ドラム型洗濯機
ドラム型洗濯機は、今までの縦型洗濯機と比べて節水、省エネ共に優れたタイプのものが多い。

節水・節電効果3番:2層式洗濯機
2層式洗濯機の場合で言えるのは、おふろの残り湯を使うなどの他、すすぎ時に上に浮いた
泡を捨てながらすすぐなどで、水道代も電気代もかなり大きな節約ができます。

★洗浄力と乾燥機能のどちらを重視するか使い勝手で選ぶときのポイント
ドラム式と縦型の洗濯機はそれぞれ得意とする分野が違います。

・洗浄重視の場合は縦型
縦型洗濯機は大量の水でもみ洗いをするので、高い洗浄力が期待できます。
さらに最近の縦型洗濯機は、温水洗浄でさらに洗浄力を高めた製品が販売されているので、洗浄
力を期待するなら縦型洗濯機がおすすめです。

・乾燥を重視するならドラム式
ドラム式の場合は、持ち上げた洗濯ものに温風を当てますから、乾燥の節電効果は抜群なので、
乾燥機能に重点をおくならドラム式がおすすめです。

★ドラム式洗濯機と縦型洗濯機、それぞれのメリット・デメリット

・ドラム式のメリット・デメリット
メリット:構造上、衣類が空気に触れやすいため乾燥が早い
縦型よりも大幅に節水

デメリット:水量が少ないため色移りしやすい
サイズや重量が大きい

・縦型のメリットとデメリット
メリット:たくさんの水を貯めて洗うので、洗剤が泡立ちやすくて高い洗浄力が期待できる。
臭いなどもよく落とせるだけだなく泥汚れに強い

デメリット:乾燥機能が付いてはいますが、ドラム式ほどの乾燥力は期待できない
洗濯物同士こすり合わせて洗うので生地が傷みやすい

★徹底的に洗浄力にこだわるなら2層式洗濯機がおすすめ

洗濯機と脱水機が分かれているのが2槽式です。

洗濯が終わってから、脱水槽に洗濯ものを物を移す手間が必要ですが、洗濯と脱水それぞれに特化して作られているため、洗浄力も乾燥力も抜群です。

まら、洗濯槽から脱水槽に移す時に、汚れがまだ落ちない部分があればその時にキレイにすることも可能です。

脱水した後、洗濯ものを干す手間が必要ですが、3~4分、長くて5~6分ほどで十分脱水できるので、節電効果も抜群という優れものです。

脱水に時間をかけすぎると衣類が痛むので、かけすぎには注意をしてください。

こんなにも大きな効果があるので、手間暇かけても完璧な選択をしたいという方にはおすすめです。

古い洗濯機は買い替えると節約になるって本当?のまとめ

現在販売されている洗濯機は、開発が進んで驚くほど進化していますから、古い洗濯機を買い替えることで水道代も電気代も確実に節約することができます。

さらに、水道代も電気代も節約できるということは、環境にも優しく、エコライフにつながるのでおすすめです。

また、それぞれにメリットやデメリットがありますから、節約効果で選ぶよりも、自分の使い勝手の良さで選ぶのもいいですね。

その方が、ストレスもたまらず気持ちよく洗濯がしやすくなります。