除湿機は24時間つけっぱなしでも大丈夫

除湿機は24時間つけっぱなしでも大丈夫?

除湿機を毎日使っている人は多いと思います。

除湿機は除湿機能によって洗濯物を乾燥させることもできるので、
梅雨時期に限らず一年使い倒すという人もいるでしょう。

しかし、そんな除湿機ですが24時間つけっぱなしでも大丈夫なのでしょうか?
ここでは除湿機を24時間つけっぱなしでも大丈夫かなど、除湿機について解説をしていきたいと思います。

除湿機は24時間つけっぱなしでも大丈夫?

除湿機は24時間つけっぱなしでも大丈夫

除湿機ですが24時間つけっぱなしでも大丈夫なのでしょうか?

結論から言えば、大丈夫です。

除湿機ですが、24時間つけっぱなしでも機械に不具合が起きるということはありません。

ただ機械の特性上どうしても24時間使っている間に止まってしまうことはあります。

ではその理由について解説をしていきます。

除湿機ですが装置的には24時間つけっぱなしでも大丈夫ですが、
多くは使っているうちに止まってしまいます。

その理由としては、トレイの水です。

除湿機は室内の空気を吸収してその空気から水分を取り除いて、
部屋の中に排出をします。

そうすることで部屋の空気が乾燥をして除湿ができるわけですが、
除湿機にはどうしてもその分の水がトレイにたまります。

そしてこのトレイに水が溜まってしまったら機械的にもストップをしてしまうので、
そのうち除湿機が止まってしまうというわけですね。

除湿機のトレイは種類によって様々です。

大きいサイズのもあれば、小さいサイズもありますので、
できるだけ長い時間つけっぱなしにしたいのなら、大きいサイズを選ぶようにしましょう。

また、除湿機によっては連続排水が可能なものもあります。

その場合、除湿機にホースをつなげて排水することで、
トレイの交換をせずに除湿機をつけっぱなしにすることができます。

もし、除湿機を長時間連続して稼働をさせたい場合は、
このような連続排水があるものを選ぶと良いでしょう。

このように除湿機ですが、基本的には24時間つけっぱなしは可能です。

ただ除湿機を酷使すればその分寿命も当然短くなるので注意をしましょう。

普段から長時間除湿機を使っている人は、
除湿機をしっかりメンテナンスして使うようにしてくださいね。

除湿機24時間つけっぱなしにしていると電気代はどうなる?

除湿機は24時間つけっぱなしでも大丈夫

除湿機ですが、24時間つけっぱなしにしていると気になるのは電気代ですよね。

家電製品をつけっぱなしにしていると、それだけで意外と電気代はかさみます。

しかし、除湿機によって電気代などは変わってくるのでしょうか?

結論からいうと、除湿機の種類によって大きく電気代は異なります。

では続いて除湿機をつけっぱなしにしている時の電気代を解説していきます。

まず除湿機ですが大きく分けて3つの種類に別れます。

それはコンプレッサー式と、デシカント式と、ハイブリッド式です。

その中で最も電気代が安くなるのはコンプレッサー式となっています。

それぞれの種類について説明していきます。

・コンプレッサー式

除湿機の中でも最も一般的となっているのがコンプレッサー式です。

こちらの除湿の原理はエアコンの除湿と全く同じになります。

除湿機内部にコンプレッサーが備わっており、
部屋の湿気が混じった空気を吸収し、コンプレッサーで冷やすことで、
湿気を取った後に空気を排出します。

このコンプレッサー式は音がうるさいや、装置が重くなるなどのデメリットがありますが、
電気代が安く済むという大きなメリットがあります。

コンプレッサー式の除湿機の電気代を考えた場合、
一般的なサイズの除湿機を24時間つけっぱなしにした場合、
だいたい1日あたり150円ほどになります。

1日だけなら大したことないかもしれませんが、
それを1ヶ月使い続けた場合は、電気代としては4500円ほどになります。

こう考えると結構ありますね。

・デシカント式

続いて多いのがデシカント式です。

こちらは除湿機の中にゼオライトという乾燥剤のフィルターがあります。

このフィルターによって、空気中の水分を取り除き、除湿をします。

デシカント式はコンプレッサーが使われていないので、
音が小さく、軽量コンパクトというメリットがあります。

しかしデシカント式の場合、
このフィルターに吸着された水分を放出されるためにヒーターが備わっています。

そのために電気代がかかりやすいというデメリットがあります。

デシカント式の除湿機を24時間つけっぱなしにした場合の電気代を考えてみます。

コンプレッサー式と同様に、一般的なサイズを24時間つけっぱなしにした場合、
1日あたりの電気代は310円ほどです。

そのため1ヶ月使い続けたら9300円ほどの電気代になることが多いです。

コンプレッサー式とデシカント式で倍以上違うのですね。

・ハイブリッド式

ハイブリッド式はコンプレッサー式とでデシカント式を両方を備え付けることで、
良いとこどりをしたものです。

安定した除湿ができますが、価格が高いというデメリットもあります。

ハイブリッド式の場合の電気代はコンプレッサー式とデシカント式の中間になるので、
だいたい7000円ぐらいになります。

このように除湿機をつけっぱなしにしていると、結構変わりますので、
ランニングコストも考慮した上で、選ぶようにしてくださいね。

除湿機は24時間つけっぱなしでも大丈夫?のまとめ

除湿機ですが24時間つけっぱなしは可能ですが、
排水トレイがいっぱいになると自動で止まってしまいます。

ですので、長時間動かしたい場合は、トレイが大きいものや、
連続排水が可能なものにしましょう。

また24時間付けっ放しだと、除湿機の種類によって電気代もかなり変わってきます。

それらを総合的に考えた上で、最適な除湿機を選んでくださいね!