エアコンを5台以上設置する場合のアンペア数はいくつあればいい?

エアコンを5台以上設置する場合のアンペア数はいくつあればいい?

夏場になると欠かせないのがエアコンですよね。

ただエアコンを使う際に気になるのが電気代です。

エアコンを5台以上など、たくさん使う場合、契約アンペアはいくつあればいいのでしょうか?
ここでは、そんなエアコンを5台以上使う場合のアンペア数について、
解説をしていきたいと思います。

エアコンを5台以上設置する場合のアンペア数はいくつあればいい?

エアコンを5台以上設置する場合のアンペア数はいくつあればいい?

普通の戸建住宅の場合、エアコンを5台以上設置する機会は少ないかもしれません。

しかし2世帯住宅になってくると大きさもエアコンの設置数必要になってくるので、
エアコンを5台以上設置することも十分考えられます。

その場合、気になってくるのが、契約アンペア数ですよね。

結論から言うと、エアコンを5台以上設置する場合ですが、
アンペア数としては50アンペア以上が良いでしょう。

では詳しく解説をしていきます。

ご家庭で電気を使う際には電力会社と契約アンペアを決める必要があります。

近年、電力会社自由化が定められ、ご家庭の電気を好きな会社で選べるようになりました。

ですので、自分の生活にあった電力会社を選ぶことが可能であり、
それだけで毎月の電気代を節約することも可能です。

電力会社から契約をするアンペア数は段階的に分けられております。

この分け方は電力会社によって異なるのですが、
多くの場合は10A、20A、30A…のように分けれれており、
最大のアンペア数としては50Aか60Aほどが多いでしょう。

単身の場合は10Aか20Aほどあれば十分でしょう、

そして家族の人数が多くなればなるほど契約アンペア数も多くなっていき、
5人家族や二世帯住宅になれば50Aか60Aですので、
エアコン5台となると契約アンペア数もそのぐらいになります。

では契約アンペア数を超える電力を使用をした場合にはどうなるのでしょうか?

これば、経験のある方も多いと思いますが、ブレーカーが飛んで停電を起こします。

これは契約アンペア数以上の電気を一度に使うことによって、
ブレーカーがショートを起こさないようにするために仕方がありません。

ですのでブレーカーが飛んだら使用している家電製品を切って、
もう一度ブレーカーを上げる必要があります。

しかし、夏場や冬場にいちいちエアコンをつけるたびに
ブレーカーが飛ぶのはかなりめんどくさいですよね。

なので契約アンペアには余裕を持つか、
エアコンに限らず家電製品を使う際にはできるだけ一斉に使うことのないようにしましょう。

アンペア使用率の高い家電製品を紹介!

エアコンを5台以上設置する場合のアンペア数はいくつあればいい?

では停電を防ぐためにもアンペア使用率の高い家電製品を紹介しましょう。

これらを知っておけば、同時に使用することを避けて、停電になるのを防ぐことができます。

アンペア使用率の高い家電製品は以下の物です。

・電子レンジ

生活に必要な電子レンジはアンペア数が高い家電になります。

もしかしたら、
電子レンジを使った瞬間にブレーカーが落ちたという経験がある方も多いでしょう。

電子レンジやワット数にもよるのですが、電子レンジの使用アンペアは15Aほどになります。

なので、エアコンや家電製品をたくさん使っている際に、
電子レンジを使うのは注意をしましょう。

・卓上IHクッキングヒーター

最近は、火を使わないということで卓上のIHクッキングヒーターを使う方も
多いかもしれません。

筆者の家庭でも鍋をする時は、卓上のIHクッキングヒータを使用しています。

この卓上IHクッキングヒーター意外と使用アンペア数は高く、
サイズや種類にもよりますが14Aほどになります。

ですので上記の電子レンジやエアコンなどと同時に使っていると、
ブレーカーが落ちる可能性が高くなるので気をつけましょう。

・ドライヤー

意外とアンペア数が高いのはドライヤーです。

ハンドドライヤーなど小型の家電の割りにはアンペア数は大きく12Aほどになります。

ドライヤーの場合、キッチンとは離れていますので、
ついつい上記のようなキッチン家電と同時に使ってしまいがちです。

ドライヤーを使っていたらブレーカーが落ちるということもよくありますので、
うまく他の家電と使うタイミングをずらすようにしましょう。

・電気ケトル

電気ケトルも小さい割りに意外と消費アンペア数が多いです。

電気ケトルの場合、消費アンペアは10Aほどになります。

ですので電気ケトルはすぐにお湯がわいて便利ではありますが、
使用している家電が多い場合は、コンロで沸かすなどにするようにしましょう。

このようにご家庭の家電でも意外なものがアンペア数が多かったりします。

エアコン5台以上を使用するとなると、それだけでも使用アンペア数は多くなります。

それに加えて、これらの家電を同時に使用すると高確率でブレーカーが落ちます。

うまくタイミングをずらして、同時に使うことを避けて、
ブレーカーが落ちないように気をつけてくださいね。

エアコンを5台以上設置する場合のアンペア数はいくつあればいい?のまとめ

エアコン5台以上となると契約アンペア数としては50A以上がおすすめです。

これ以上のアンペアを使うとブレーカーが落ちて停電になってしまうので、注意をしましょう。

エアコン以外にも使用アンペア数が高い家電は多くあります。

それらを使う際にはタイミングをずらすなどして同時には使わないようにしましょう。

うまく家電やアンペアのことを考えて使うようにしてくださいね。