エアコンが壁から落下することはある?地震で落ちたりしない?

エアコンが壁から落下することはある?地震で落ちたりしない?

エアコンは生活に欠かせない家電ですよね。

そんなエアコンですが各お部屋の天井近くについていることが多いと思います。

エアコンの設置場所はほぼ天井近くになりますが、
この場合地震で落ちたりはしないのでしょうか?

エアコンが落ちてきたりしたら相当な重さですし、被害も大きそうですよね。

ここではそんなエアコンが壁から落下することがあるかについて解説をしていきます。

エアコンが壁から落下することはある?地震で落ちたりしない?

エアコンが壁から落下することはある?地震で落ちたりしない?

エアコンですが天井近くの壁についていますが、
地震の際に落ちたりすることはないのでしょうか?

結論から言えば、その可能性はほぼありません。

詳しく解説をしていきます。

エアコンですが壁についてはいますが、
室内機本体だけが壁にくっついているわけではありません。

エアコンの室内機の裏からは様々な配管が伸びています。

そしてその配管は屋外にある室外機につながっています。

エアコンというと室内機をイメージしますが、
エアコンは室内機と室外機がセットになって初めて成立します。

室外機には排気設備やコンプレッサーが内蔵されており、
空気の温度調節をするエアコンの心臓部となっています。

ですのでどちらかと言えば、エアコンで大事な方は室外機とも言えます。

そして室外機と室内機では配管でつながっており、
空気や冷媒ガスといったもののが行き来しています。

なので仮にエアコンが地震で外れかけてもよほど大破をしない限り、
配管でつながって宙ぶらりんの状態になることが多いです。

もちろんさまざまな要因によりエアコンが落下をするという可能性は0ではありません。

ですが、エアコンの落下事故という事例がほとんどがないので、
よほどのことがない限りはエアコンの落下は考えなくても大丈夫です。

エアコンの設置場所はどこがいいの?

エアコンが壁から落下することはある?地震で落ちたりしない?

エアコンですが、新しく設置をする場合には自分で設置場所を決めることができます。

落下の危険性がほとんどないのならエアコンも好きなところに設置したいですよね。

また、どうせ設置をするのなら効率よくエアコンが効いてくれる場所がいいです。

続いてエアコンのおすすめの設置場所について解説をしていきます。

・部屋の短辺

お部屋ですが、長方形の形になっていることも多いですよね。

その場合ですが、部屋の長辺側でなく、短辺側につけると良いでしょう。

その方がエアコンの空気と長辺が平行になるのでより効率よくエアコンの空気が回ります。

・窓に近い場所

そしてエアコンですが、窓に近い場所に設置するのがおすすめです。

部屋が冷えたり、暑くなったりするのは外気が窓ガラスから伝わってくるからです。

ですので部屋は窓ガラス付近から温度が変わっていきます。

このため窓ガラス付近にエアコンを置くことによって、
部屋が外気によって変わるのを防ぐことができます。

エアコンを窓に近くに置く際にはカーテンや遮断ガラスにすることで、
より効率的にお部屋にエアコンを効かせることができます。

温度を遮断することができるカーテンもあるのでそちらを活用すると良いでしょう。

また、温度の遮断ガラスが難しい場合には、遮断フィルターもおすすめです。

こちらは窓ガラスにフィルターを貼るだけで、温度が伝わりにくくなります。

エアコンの効き目が上がるだけでなく、結露を防止することもできるのでおすすめです。

・室外機と距離が近い場所

エアコンですが室外機との距離も考えて設置をしましょう。

室外機との室内機の距離が短い方が、配管が短くて済みます。

ですので、理想は壁を隔てて裏表に室内機と室外機が設置されている状態ですね。

配管の距離が短くなるとそれだけ冷媒ガスの交換が効率よくなります。

冷媒ガスはエアコンの室内機と室外機を行き来しているガスで、
この冷媒ガスに乗って温度変化をします。

もし室外機と室内機が離れており、冷媒ガスの距離が長くなってしまったら、
その間で温度が変化をしてしまい効率が悪くなってしまいます。

またそれ以外にも配管が長くなるとその分だけ破損してしまう可能性が高くなりますし、
化粧カバーなどの別途工事費も高くなってしまいます。

・室外機は整理された場所

エアコンですが、室内機と同様に室外機の設置場所も大切になります。

室外機ですが、エアコンの心臓部でもあり、故障をすると室内機以上に厄介です。

室外機にゴミや枯葉などが入り込むと故障の原因になりますので、
それらが入り込まないような場所に置いて周囲もしっかり整理しておきましょう。

また、直射日光が当たるような場所ですと、
うまく排熱ができずにエアコンの稼働効率が下がってしまいます。

ですので室外機を設置する場所は直射日光が当たらない場所や、
カバーをつけるなどして守るようにしてくださいね。

エアコンが壁から落下することはある?地震で落ちたりしない?のまとめ

エアコンが壁から落下することですが、ほとんどないと考えられます。

理由としてはエアコンは室外機と室内機が配管でつながっているからです。

なので仮に地震があったとしても、配管で宙ぶらりんの状態になるでしょう。

エアコンを設置する場合ですが、落下することはないため好きなところに置けます。

ですが、室外機含めてエアコンを効率的に効かせるための場所があるため、
それらを考えて設置するようにしてくださいね。