エアコンは外気温が0度以下でも使える?

エアコンは外気温が0度以下でも使える?

エアコンは生活に欠かせない家電ですよね。

暑い夏や寒い冬には毎日のようにエアコンを使います。

特に寒い冬の場合ではメインの暖房としてエアコンを使っている人も多いでしょう。

そんなエアコンですが、外気温が0度以下でも使うことはできるのでしょうか?

ここではエアコンと外気温について解説をしていきます!

エアコンは外気温が0度以下でも使える?

エアコンは外気温が0度以下でも使える?

エアコンですが、寒い日にこそ使いたいですよね。

特に外気温0度以下になると凍えるような寒さでエアコンはすぐにでも使いたいです。

ですが、実際エアコンは外気温が0度以下でも使えるのでしょうか?

結論から言えば、使うことは出来ますが効率は下がると言われています。

詳しく解説をしていきます。

エアコンですが、まず暖房の仕組みについて解説をしていきます。

暖房ですが、外気から熱を受け取ることによって空気を温めます。

エアコンの室内機と室外機の間には冷媒ガスがぐるぐると循環をしています。

暖房の場合には室外機で低温化した冷媒ガスは外気温から熱をもらい、
そこからコンプレッサーで温度を変化。

室内機の熱交換器で温度を伝えて暖かい空気が流れていきます。

このようなサイクルでエアコンの暖房が効くのですが、
外気温が低いほど当然熱を受け取りにくくなります。

ただエアコンは外気温が0度以下になったとしても、
エアコンの暖房自体は使うことが出来ます。

メーカーによっては-15度までは使用をすることができるともあるので、
0度以下になったからといって使えなくなることはありません。

しかし、それでもやはり外気温が0度以下になると、
暖房は効きにくくなると感じることが多いです。

外からの熱を受け取りにくい他、冷媒ガスも冷えやすくなってしまうために、
外気温が低いほど暖房効率が悪くなります。

実際、エアコンを使っていても外が寒いと、
なかなか冷えないなぁと感じたことがあるかもしれません。

これはこのような原理があるからですね。

ですので、エアコンが外気温が0度以下になると使えなくはないですが、
なかなかすぐには暖まらないと覚えておきましょう。

エアコンが外気温0度以下でも効率よく使える方法!

エアコンは外気温が0度以下でも使える?

エアコンの原理上外気温が0度以下だとすぐには温まりません。

ただ外が寒くて寒くてたまらない場合、それだと実際困りますよね。

そんな外気温が0度以下でも効率よくエアコンを使える方法はあるのでしょうか?

結論から言えば、あります。

エアコンが外気温0度以下でも効率よく使える方法としては以下のものがあります。

・寒冷地仕様のエアコンにする

日本といっても気温は様々です。

九州などに住んでいる人はなかなか外気温が0度以下にはなりませんが、
東北北海道に住んでいる方にはそれは日常茶飯事ですよね。

東北北海道など寒冷地に住んでいる人々が、
エアコンがすぐに使えないとなるとそれは大変困ります。

そのため、そのような寒冷地に住んでいる人のために寒冷地仕様のエアコンがあります。

寒冷地仕様のエアコンの場合、室外機のパワーが強くなっており、
コンプレッサーも大型のものが内蔵されています。

ですので、外気温が0度以下でも問題なく使用することができ、
すぐに暖かい空気を送り出すことが出来ます。

そのほかにも、霜や雪にも強くなっており、室外機が故障することも無くなっています。

寒冷地仕様のエアコンは寒冷地では通常販売をしています。

ただ朝方にだけ外気温が0度以下になるような地域にお住みの場合には、
エアコンは通常使用のものが売られていることがあります。

もしより寒さに強いエアコンが欲しい場合には、
家電量販店などに相談して、寒冷地仕様のエアコンを使っても良いですね。

・窓に断熱フィルムを貼る

寒い寒い部屋は基本的に窓から伝わっていきます。

外気温は窓を通して室内を冷やしてくるので、
窓に断熱フィルムを貼ることによって熱を遮断することが出来ます。

部屋を冷えにくくしてくれるだけでなく、結露を防いだり、
夏の場合には冷房を効きやすくしてくれる効果もあります。

断熱フィルムを使うのが一番安上がりではありますが、
もし可能でしたら断熱使用の窓ガラスに変えるのもおすすめです。

窓ガラスの場合には空気の層を作ることによって部屋に温度が伝わりにくくなっています。

ダウンジャケットと同じ原理ですね。

ぜひ活用してみてくださいね。

・サーキュレーターを使う

サーキュレーターは扇風機と違って室内の空気をかき混ぜる効果があります。

暖房の暖かい空気は室内の上にたまりやすいです。

ですのでせっかく暖房を効かせても室内の上に溜まってしまい効率が悪くなってしまいます。

サーキュレーターを使えば室内の空気をかき混ぜて、部屋の温度を一定にすることが可能です。

サーキュレーターと暖房は非常に相性が良いので、ぜひ使ってみてくださいね。

エアコンは外気温が0度以下でも使える?のまとめ

エアコンは外気温が0度以下でも使うことは出来ます。

ただエアコンの原理上、0度以下だと効率が下がってしまい、
なかなか暖かくならないと感じてしまうことがあります。

その場合は、寒冷地仕様のエアコンを使ったり、
窓に断熱フィルムを貼るなどして工夫をするようにしましょう。

ぜひうまくエアコンを使って寒い冬も快適に使うようにしてくださいね。